「月6万円返済しても元金は約1万円」購入4年後のお客様の声から考える変動金利
2026年10月17日掲載
購入から4年、お客様から寄せられたお声
投資用マンションを購入して4年が経過したお客様から、毎月約6万円を返済しているのに、今は元金が約1万円しか減っていない、というお話がありました。
お客様のお話の要旨を、個人を特定しない形で紹介しています。返済明細・借入条件を本記事で検証した事例ではなく、同じ結果がすべての方に当てはまるものではありません。
「支払った金額」と「借金が減った金額」は違います
ローン返済には、元金返済と利息の支払いが含まれます。仮に月6万円が元金と利息だけで構成され、その月の元金返済が1万円なら、差額5万円が利息という計算になります。ただし、引落額に手数料などが含まれる場合は内訳が異なります。まずは返済明細の「元金」「利息」「返済後残高」を確認しましょう。
変動金利の上昇は、元金の減り方にも影響
返済額を一定期間据え置く契約では、金利上昇で利息が増えた分、元金返済が小さくなることがあります。一方、返済当初から利息の割合が大きい借入条件もあります。今回のお話だけで、原因を金利上昇や5年ルールと断定することはできません。購入時と現在の適用金利、残債、残りの返済期間を並べて確認する必要があります。
購入時の計画と、現在の返済予定表を比べてみましょう
- 現在の適用金利と、次の金利・返済額の見直し日はいつか
- 直近の返済で、元金と利息にそれぞれいくら充てられたか
- 購入時の予定より残債が多くなっていないか
- 家賃から維持費・税金・返済を引いた実際の収支はいくらか
- 売却を検討する場合、売却代金から残債と諸費用を引くといくら残るか
月々の返済ができていても、売却時に必要なローン完済資金が想定と違うことがあります。保有継続、借り換え、繰上返済、売却について、それぞれの費用と手元資金への影響を比較しましょう。金利が上がったという理由だけで、急いで売却を決める必要はありません。
「返済しているのに残債が思ったほど減らない」と感じたら、最新の返済予定表と家賃・管理費などの資料をもとに現状を整理することから始めましょう。ファミリアリンクでは、投資用マンションの売却や保有方針についてのご相談を承っています。
参考資料
本記事は一般的な情報提供を目的としています。適用金利や返済ルールはご契約によって異なります。個別の返済条件は借入先へご確認ください。